知られざるドライトマトの効果とは?ダイエットにも効果的なドライトマトについて解説します。

ドライトマトとは、トマトの水分を飛ばし栄養をぐっと凝縮させた食材です。

低カロリーで栄養価が高く、ダイエットにも最適。

そこで今回は、ドライトマトの効能とダイエットに効果的な理由を解説します。手軽に作れるレシピもよければみてくださいね。

栄養満点「ドライトマト」とは

ドライトマトは生のトマトよりも栄養価が高く、健康と美容に最適な食材です。

たとえば、血圧低下に効果がある栄養素「カリウム」を例に挙げてみましょう。生のトマト100gあたりカリウム210㎎に対し、ドライトマトでは3,200mgです(※注1)。塩分を排出する働きが促され、血圧低下を助けます。

また、ドライトマトはダイエットに適した食材です。トマトのリコピンには、食事制限や運動でたまった疲労を回復させる効果があります。ビタミン類も豊富で美肌効果も抜群です。

リコピン・ビタミン・β-カロテン・鉄分など、多くの重要な栄養素が含まれるドライトマトは、健康と美容に効果があるとして今注目の食材です。

※注1:文部科学省「食品成分データベース」https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

ドライトマトに含まれる成分とその効果

ドライトマトには食物繊維など多く栄養素が含まれますが、以下では健康や美容に効果を発揮する6つの栄養素をご紹介します。

  • リコピン
  • β-カロテン
  • ビタミンC
  • カリウム
  • GABA(ギャバ)
  • 13オキソODA

抗酸化作用たっぷり「リコピン」

リコピンはトマトの赤色をつくる色素成分で、ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用を持ちます。

抗酸化作用とは、活性酸素(増え過ぎると疲労や老化の原因につながる物質)の発生やはたらきの抑制、あるいは活性酸素そのものを取り除く作用のことです。

リコピンがもつ抗酸化作用によって、美白・美肌効果、血液サラサラ効果、新陳代謝を促す効果があり、ダイエットの成功を助けます。

リコピンは体内で作り出すことができないため、食事から取り入れる必要があります。

肌荒れ予防や視力維持に「β−カロテン」

βカロテンはリコピン同様、強い抗酸化作用をもつ栄養素です。皮膚や粘膜を正常に保ち、肌荒れ予防や視力維持に効果があります。

たとえば、肌のハリを保つコラーゲン生成にはβ-カロテンが欠かせません。一方で夜盲症・視力低下の予防・加齢黄斑変性症などの目の病気にも効果が期待できます。

β-カロテンは、ダイエット中に不足しやすいため注意が必要です。体調を崩しやすい、目がかわき目薬が手放せないなどの場合は緑黄色野菜からβ-カロテンを補いましょう。   

美容に欠かせない「ビタミンC」

ドライトマトには、美肌のために必要不可欠な栄養素であるビタミンCが多く含まれています。

その量は生のトマトの2倍といわれ、コラーゲンの生成、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の抑制、抗炎症効果によるニキビや肌荒れ予防に効果的です。

ビタミン類は、身体のあらゆる組織(筋肉・皮膚・髪・爪など)の生成を助ける効能を持つため、ダイエット中はもちろん普段から充分な摂取が望ましい栄養素といえます。

血圧低下に「カリウム」

冒頭でも述べましたが、ドライトマトには多くのカリウムが含まれます。

カリウムは、摂り過ぎた塩分を尿によって排せつする働きがあり、むくみ・高血圧の改善に効果が期待できるでしょう。

「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」によると、成人のカリウム摂取目標量は、男性で3,000mg/日、女性で2,600mg/日となっています。ドライトマトは3,200mgものカリウムを含むため、血圧低下には大変効果的といえます。

精神安定や睡眠改善に「GABA(ギャバ)」

GABAは、高血圧・ストレス・睡眠に効くことで今注目されている栄養素です。実際、「機能性表示食品」には目立つようにGABAの文字が表記され、注目の高さを表しています。

GABAはアミノ酸の1種で、きのこ・トマト・発酵食品などに含まれる栄養素です。血圧低下や一時的な精神安定に効果を発揮します。

食事制限など多くの我慢を強いられるダイエットの食事には、ぜひ摂り入れてみてください。寝る前に摂取すれば睡眠の質の向上にも役立つでしょう。

中性脂肪燃焼活性化「13オキソODA」

13オキソODAは、中性脂肪を抑制し肥満防止に効果があることで注目を浴びています。

京都大学の河田照雄教授らによるマウスを用いた実験(※注2)では、13オキソODAには脂肪燃焼を活性化させる効能があり、トマトに成分が多く含まれることを発見しました。

人間に換算するとトマトジュースをコップ1杯200mlを1日3回飲むことで、その効果が期待できるとのこと。

したがって、一日の食事にトマトジュースを加えるとダイエットの手助けとなるでしょう。

※注2:京都大学「トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認」https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2011/120210_1

ドライトマトがダイエットに効果的な理由

ドライトマトは、ダイエットに有効な栄養素を多く含むため、ダイエット効果があります。ここではその3つの理由を解説します。

  • 低カロリー
  • 脂肪燃焼効果
  • 疲労回復効果

順に見ていきましょう。

高い栄養価

ドライトマトは、生のトマトに比べると多少カロリーが高いですが、栄養価は格段に高くなります。

【可食部100gあたりの栄養素】

生の赤色トマトドライトマト
エネルギー20kcal291kcal
食物繊維1.0g21.7g
カルシウム7mg110mg
β-カロテン540μg2,600μg
葉酸22μg120μg

参考:文部科学省「食品成分データベース」https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

ダイエット中は、ドライトマトをほかの野菜と調理する、油を少なめにするなど調理法を工夫することでしっかり栄養を摂ることができます。

脂肪燃焼効果

ドライトマトの13オキソODAに脂肪燃焼活効果があることは、前に述べたとおりです。

さらに内容を補足すると、13オキソODAは血中や肝臓の中性脂肪量の上昇を抑えると同時に、脂肪燃焼に関係するたんぱく質を増やし、エネルギー代謝を向上させる力があります。

その結果、血糖値の低下に効果があるという研究結果が出ています(※注3)。

したがって、ダイエット中の食事にドライトマトを加えることで、健康的なダイエットにつながるでしょう。

※注3:京都大学「トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認」https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2011/120210_1

疲労回復効果

ドライトマトのリコピンにはストレス緩和や疲労回復効果があり、ダイエットにも役立ちます。

ダイエットは、ウォーキングや縄跳びなどの有酸素運動で脂肪燃焼を優先的に行うことで筋肉を維持しながら、適度に食事制限を行うことが大切です。

その反面、疲れも溜まるためリコピンをダイエット中の食事に積極的に摂り入れましょう。

次章で【ダイエットメニューに使えるドライトマトの簡単レシピ】を紹介しますので参考にしてくださいね。

ダイエットに活用!ドライトマトのお手軽人気レシピ

ドライトマトのダイエット活用法として、ドライトマトのかんたんレシピをご紹介します。保存がきくオイル漬け、ドライトマトのパスタ、おつまみなど、さまざまな場面で活用してください。

ドライトマトオイル漬けを使ったレシピ

オイル漬けは日持ちするうえ簡単にアレンジがきくのでおすすめです。

【ピザトースト】

◆材料(1人分)

食パン1枚、ドライトマトオイル漬け適量、とろけるチーズ1枚、ツナ缶半分、マヨネーズ・ケチャップ適量

◆作り方

  1. ドライトマトオイル漬けと油分を切ったツナを混ぜる
  2. 食パンに多めのケチャップを塗る
  3. 1を乗せ、とろけるチーズをのせてマヨネーズをかけ、トースターで焼く
  4. 焼き色がつけば完成

ドライトマトを盛り込んだパスタ

強いうまみ成分をもつドライトマトは、煮込みやパスタ料理と相性抜群です。

【ドライトマトとバジルのパスタ】

◆材料(1人分)

パスタ100g、ドライトマト10個、厚切りベーコン40g、バジル適量、にんにく1片

◆作り方

  1. コンソメを溶かしたお湯で表示より1分早くパスタをゆでる
  2. フライパンにオリーブオイルを熱してにんにくを入れ、香りが出たらベーコンを炒める
  3. 1のパスタとゆで汁(少々)を加え、炒める
  4. ドライトマトとバジルを加え、塩コショウ(分量外)で味を調え完成

ドライトマトおつまみレシピ

リコピンは熱に強く油に溶けやすいため、オリーブオイルと炒めると吸収力が高まります。

【おつまみポテト】

◆材料(1人分)

にんにく薄切り1かけ、オリーブオイル、じゃがいも大2個(7mm角にカット)、ドライトマト4~5個、黒コショウ・塩適量

◆作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ弱火で加熱し、香りが出たらじゃがいもをよく炒める
  2. 火が通ったら、ドライトマトを加えて混ぜる
  3. 黒コショウ・塩で味付けして完成

まとめ

ドライトマトが持つ美容・健康への効果は、生のトマトと比較すると何倍も高く、ダイエットにおすすめの食材です。

Tファームいしいでは、野菜本来の効能や成分に着目し、徳島大学や医学部と連携して高付加価値の商品づくりに取り組んでいます。

世界的に承認された、安全な食品提供に対する消費者の高い信頼を示す「ASIAGAP認証」を取得済みです。

ぜひ一度、私たちの作ったトマトを食べてみてください。